図書館で地元活性化計画(愛知県編)

先日のカーリルAPIコンテストの企画部門応募作品「図書館で地元活性化計画(和歌山県編)」に影響されて、私の地元愛知県編を作ってみました。(和歌山県編は↓のリンクから)

※基本的に(あえて?)和歌山県編のフォーマットに沿って作成しました。企画への便乗とブログ掲載をご快諾いただいた和歌山県編作成者さまに感謝します。
※※下調べ不十分なまま書いてしまったので、事実誤認等ありましたらごめんなさい。特に愛知県民のみなさま、失礼な記述がありましたらごめんなさい。
 
図書館で地元活性化計画(愛知県編)
私は愛知県の出身。自動車産業が有名なほか、自然環境が豊かなため農林水産業も意外と盛ん。東海地方のリーダーを自負している。若者の地元志向は強く、大学進学の際には東京に憧れ上京するも就職は地元愛知で、というケースも多数。(※注:私独自統計)とはいえ、他の都道府県出身者に愛知県出身だと言うと、なぜか苦笑・失笑される。(理由は不明だが、方言が下品、関東でも関西でもなく中途半端、なんかダサい…といったところか?)さらには、「愛知」ではなく「名古屋」と言わないと認識してもらえないことが多い。(事実、私は愛知県岡崎市出身だが、名古屋出身と言うことが多い。)このなんともザンネンな状況を打破すべく、図書館として何が出来るか、愛知県民がもっと地元に誇りを持つことができる、どこにもない公共図書館をハード面から考えた。
すでにある地元志向をさらに強化しつつ、もう他都道府県民には笑わせない、真に地元への愛着を生むような施設にすることを目指す。
(1)設計
・大型ショッピングモール的に、図書館、美術館、博物館、映画館、書店、スーパー、飲食店等々との複合施設とする。大容量の駐車場完備。(※注:私主観統計だが、愛知県での休日の過ごし方として、大型ショッピングモールで1日中楽しむというのは定番。他都道府県でもそうかな…?)
(2)設備・サービス
・同じ施設内の他のサービスとシームレスに利用してもらうためにも、資料はできるだけ開架する。
・図書館で閲覧して気に入った本が書店にあれば、購入したらいい。検索システムでは、図書館蔵書と、同じ施設内の書店の在庫を一緒に検索できるようにする。
・自動車(豊田市)、八丁味噌岡崎市)、ちくわ(豊橋市)など、名古屋市にとどまらない県内の各産業に関する資料を、愛知県の地図とともに書棚に配置。食品の場合はスーパーで購入可能。→通常のショッピングモール以上に、地域の特色・文化を体感できるようにする。
・地元民だけが知っているような本当においしい飲食店を厳選して出店。(私の地元岡崎市には、東京にも負けないくらいおいしいイタリアンやケーキ屋さんがあるんですよ!!)
(3)各種イベント
・愛知県出身の三英傑(織田信長豊臣秀吉徳川家康)に関する資料を集めたコーナーを設置。さらに実物を見てみようということで、ゆかりのある城跡や寺院を訪ねるツアーを、同じ施設内の博物館・美術館と協力して定期的に開催。(司書や学芸員がツアーガイドをする)
中日ドラゴンズ及び名古屋グランパスエイトと協力し、選手が自身の著書やおすすめ本を紹介するトークショーを開催。→スポーツ選手とのコラボで、かっこいい愛知県をアピール。最終目標はイチロー選手(愛知県出身)を招くこと!?
 
とりあえず以上。(とりいそぎ作成したので、せっかくならまだまだ企画を練りたいなぁというのが正直なところです。)
また、他の都道府県編もできたらおもしろいなぁ、と思っています。カーリルAPIコンテストで和歌山県編のプレゼンを聞いていて感じたのですが、たとえプログラミングができなくても、みんな地元はある。誰でもできる取り組みとして、それぞれの地元活性化計画を考えてみたらおもしろいだろうなぁ、と思ったのです。そんなわけで私自身実践してみました。
実際に考え、手を動かしてみる、というのはいいことです。他の都道府県編を作ってやる!という人はぜひご一報を。